日大のアメフト部の廃部で世間が騒いでいます。
そんな歴史のある日本大学アメフト部の最後の監督になるかもしれない中村敏英監督についてWikipedia風に徹底的に経歴、学歴、出身校、大学などを調べてきましたので紹介していきます。
中村敏英監督は日本大学からアメリカのアメフトリーグXリーグにプロで活躍していたことも分かっていますのでこちらについても詳しくみていきましょう。
日大アメフト廃部反対署名「強豪の犯罪歴をまとめたらヤバかった」
中村敏英監督wiki風プロフィール
- 名前:中村敏英 (なかむらとしひで)
- 生年月日:1973年
- 年齢:50歳前後(2023年現在)
- 出身地:東京都江戸川区
- 趣味:バイク、キャンプ、サバイバルゲーム、釣り、自転車
- 職業:日本大学アメリカンフットボール部監督、株式会社グッドコーチ代表取締役社長
- 好きな食べ物:うなぎ、そば、すし
- 家族構成:5人(10歳の息子、8歳に双子の娘)
中村敏英監督は1973年生まれで、東京都江戸川区に生まれています。
幼い頃からアメリカンフットボールを始められていたそうで、アメフト歴はかなり長いことが分かっています。
中村敏英監督は、アメフトのXリーグでプレーした経験があったということがわかっています。
現在は人事コンサルタント会社、株式会社グッドコーチで代表取締役社長をされています。
中村敏英監督の学歴まとめ「日本大学時代」
中村敏英監督の学歴
- 中学校:日本大学第一中学校
- 高校:日本大学第一高校
- 大学:日本大学文理学部
中村敏英監督は中学から大学まで日本大学を一貫で通っていたことが分かっています。
それでは日本大学の中学校から大学までを詳しく紹介していきます。
中村敏英監督の出身高校は中高一貫の日本大学第一中学・高校
中村敏英監督の出身中学校と高校は日本大学の付属校である『日本大学第一中学・高校』になります。
日本大学第一中学校の偏差値は『48~58』で日本大学第一高校の偏差値は『61』となっています。
中村敏英監督は『中学時代からアメフトを始めた』ことが分かっていますが当初はラグビーと悩んでいたと当時のことを話されています。
しかしラグビーではなくアメフトにした理由は日本大学はアメフトが強い、大学までアメフトをしたいそんな気持ちからアメフトにしたとアメフトにした理由を述べています。
アメフトを始めるにあたり日本大学の赤いユニホームにあこがれていたとも語っています。
日本大学第一中学校・高校
- 名称:日本大学第一中学校・高等学校(にほんだいいちちゅうがく・こうこう)
- 住所:東京都墨田区横網一丁目5番2号
- 種別:私立・中高一貫校(男女共学)
- 設立: 1913年2月14日
- 主な卒業生:歌手・松崎しげる、女優・本仮屋ユイカ
中村敏英監督は日本大学OBで文理学部出身
中村敏英監督は、日本大学の付属校である日本大学第一高校から『日本大学文理学部』に進学しています。
日本大学文理学部の偏差値は『45.0 – 52.5』となっています。
中村敏英監督は大学時代もアメフト部に所属しており、ついに中学校からのあこがれである赤いユニホームに袖をとおすことになります。
日大アメフト部の時代ははワイドレシーバー(WR)というポジションになります。
このポジションに定着したのは大学4年の時になります。
ワイドレシーバーに何故なったかについて中村敏英監督はこう語っています。
「自分で試合に出るためのポジションを考えた時にワイドレシーバーというポジションにチャンスを見出した、それが大ハマりました」
と述べておりレギュラーになるために考えた結果のポジションであったことがわかっています。
日本大学
- 名称:日本大学(日本大学)
- 住所: 東京都千代田区九段南四丁目8-24
- 住所②:東京都世田谷区桜上水(文理学部キャンパス)
- 種別:私立
- 設立: 1889年
- 主な卒業生:オードリー春日俊彰、俳優・佐藤隆太、俳優・本郷奏多
中村敏英監督の経歴「日本大学からアメフトXリーグへ」
【中村敏英のアメフト経歴(選手)】
- 日本大学卒業後:Xリーグの【オンワードオークスリクルートシーガルズ】所属
- 2002年:Xリーグ優勝
- 2004年:アメリカのアリーナフットボールリーグ『メンフィスエクスプローラーズ』所属
- 2005年:全日本選手権優勝
【中村敏英のアメフト経歴(コーチ)】
- 2006年:現役引退、オービックシーガルズでコーチ
- 2010~2013年:全日本選手権史上初の4連覇を達成
- 2017~2019年:関西大学に在籍し、ヘッドコーチを経験
- 2014・2018年:大学世界選手権日本代表コーチ
- 2020~2021年:東京大学コーチ
- 2022年~:日本大学アメリカンフットボール部、フェニックス監督
中村敏英監督は日本大学卒業後、サラリーマンとして働きながら、アメリカンフットボールリーグであるXリーグのオンワードオークスリクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)に所属しています。
当初は株式会社樫山で営業をしており、オンワードオークスリクルートシーガルズの所属の時にリクルートスタッフィングの営業になっています。
2004年からは『メンフィスエクスプローラーズ』に所属し本場アメリカリーグに参戦
2005年:アメフト全日本選手権優勝
2006年に現役を引退し古巣オンワードオークスリクルートシーガルズでコーチに就任
関西大学や東京大学でのコーチを経て日本大学の監督に就任しています。
【中村敏英のビジネスマンとしての経歴】
- 1997年4月〜2000年2月:株式会社オンワード樫山の営業職
- 2001年6月〜2004年2月:リクルートスタッフィング
- 2005年〜2018年7月:株式会社スピリッツ
- 2008年〜2018年7月:株式会社エグゼクティブ・ボード
- 2018年8月1日〜:株式会社グッドコーチ 代表取締役
現在は中村敏英氏は『株式会社グッドコーチ』という会社の代表取締役社長をされています。
株式会社グッドコーチ
- 名前:株式会社グッドコーチ
- 住所:東京都港区北青山3−5−17
- 設立:2018年8月
- 主な事業:人材紹介、採用業務代行、人事組織コンサルティング
中村敏英監督日大アメフト監督就任の経緯
中村敏英監督は2022年から『日大アメフト部の監督』に就任しています。
監督就任の経緯については中村敏英監督言及しておらず、中村敏英氏が監督に起用された理由としては『日大アメフト部のOB』『本場アメリカで活躍した選手』『全日本での優勝経験』が考えられると思われます。
中村敏英監督は日大アメフト部の監督に就任した際に以下の発言をされています。
「まずは対話をして、学生が思っていること考えていることをこちらが先に理解した上で
しっかりした関係性を作り、一緒にやっていきたい」
中村敏英監督は強い日本大学フェニックスを取り戻すという事だけではなく、より良いチームの再編成をしたかったとおもわれます。
中村敏英監督日大アメフト廃部の報道
日本大学が違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボール部を廃部と決定したことが、28日に判明した。すでに3人の逮捕者を出した上に、事件の対応を巡りパワハラを受けたとして沢田康広副学長が林真理子理事長を提訴するなど、同部を取り巻く状況は泥沼化。2018年の悪質タックル問題から再生はかなわず、名門の日大フェニックスが消滅する。最悪の結末を受け、取材に応じた現役部員は現状とその胸中を明かした。
日大は公式ホームページで「アメフト部の違法薬物の使用に関する疑いが明らかになって以来、警察の捜査に協力して参りましたが、3人目の逮捕者が出たことは誠に遺憾です。このような事態に至りましたことを厳粛に受け止め、深くおわび申し上げます」などと謝罪文を発表した。その裏で日大は廃部を決定していた。
現役部員によると、28日の夜、チーム全体の連絡網で中村敏英監督からこう通達された。
中村敏英監督は日大アメフト部廃部について現役部員にこう発言したと報じられています。
「アメフト部関係各位 つい先ほど大学本部から連絡があり、本日行われた競技スポーツ運営委員会の決定により、アメフト部は廃部となることが決まりましたので報告します。
現時点ではこれ以上の情報はいただけておりません。
しかし、廃部となることを先に外部から知ることがないように、まず結論だけでも先に連絡するようにとのことでした。
今後のことや、経緯や理由については改めて大学から説明があるとのことでした。続報が入りましたらご連絡させていただきます 監督中村」
一方的に部員に廃部を伝えたと報じられており、現役部員からはこんな声もあります。
「急に連絡が来た。
何人かと連絡を取ったけど、みんな混乱している。
騒動が起きた時点で、ある程度は覚悟していたけど、本当にそうなるとは…。
何とも言えないし、何の言葉も出てこない」
突然の廃部で現役部員はおろかこれから日大でアメフトをする予定だった子供たちもかなり困ることになると思われます。
中村敏英監督wiki「日本大学からアメフトXリーグへ」日大アメフト部に対する世間の声
昨日の現役部員のインタビューを聞いて、廃部もやむを得ないと思った。「部を残そうと大人たちが動いてくれて」とか、「僕たち生徒は練習するだけ」とか、部の存廃にも、改革にも主体的に取り組もうという意欲は全くなく、ただただ「大人」の言いなりになっている「子供」のようだった。まあ、そういうふうに育ってきたんだからしょうがないと思うけど、こんな部、残しても同じ事のくり返しだと思う。
そういう話ではない。
大麻事件に関しては長い間寮で複数人が利用していたこと。学校側が隠蔽とも取れる対応を取ったこともった。
また悪質タックル問題もあった。
いずれも更正できるチャンスが有ったのにそれを放棄した。
このまま続けてはまた同様な問題を起こすと見られても仕方が無いのでは?
「危険タックル」問題と「違法薬物使用」事件は同一のレベルで議論されることではないという前置きのもと。戦前の「隣組」的な構成員の一部が犯した罪は組織全体に及び、全員が罰せられるべきという考え方には違和感を覚えます。よく「組織的隠ぺいがあった」とか「全員が黙認していた」とかこの手の事案には聞かれる言葉ですが、おそらく組織構成員の全員で隠ぺいはしていないだろうし、黙認せざるを得ないような体制とかしがらみ的なものがあるんだと思います。組織を解散・活動停止にすれば原因は探求されなくなり、同様な不祥事は別の組織で発生していくでしょう。「まじめな子たちがかわいそう」ではなく、別の組織で同様な事案を発生させないためにも不祥事を起こした組織には徹底的に探究のメスを入れ、改善し、その過程や結果を公表する。持って、他の組織への範とするべきだと思うのですが。
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