沖縄公設市場の移転
沖縄県那覇市の牧志にあった第一公設市場が2019年7月1日より2022年3月31日まで仮設市場で営業することとなっている。
第一公設市場は建て替えのため仮市場へ現在移転して営業をしている。
場所はにぎわい広場があった場所にプレハブで作った仮設市場として現在運営中である。
戦後から続く牧志公設市場は建物の老朽化に伴い建て替えのための移転となる。
移設期間は2019年7月から2022年の3月末までとなっているがコロナの影響などもあり、
工期が間に合うのかは心配されるところだ。
那覇市議会の都市建設常任委員会を中心とした有志の議員できょうは中心商店街のアーケード視察。その前に仮設の第一牧志公設市場2階で遅い昼食を。仮設市場も元気にやってます。多くの皆さんに足を運んでいただきたいです。#第一牧志公設市場#がんじゅう堂 pic.twitter.com/ahz6lWmW2b
— 大城わかこ(那覇市議会議員) (@wakako3921) October 16, 2019
公設市場の中の様子
公設市場の場内に入ると、1階は鮮魚や精肉などの店舗、2階は食堂になっていて、以前の公設市場と作りは非常によくにているので一度移転前の公設市場に行ったことがある人にはさほど違和感がなく、場内で買い物したりするのは問題なく、場内マップでみても以前入っていたお店がほぼそのまま移転しているように思えます。
2階の食堂エリアも以前同様1階で買った食材を調理してもらえるので、その辺も以前と同様のサービスは健在のようです。
公設市場内を散策してみると、東側の入り口から入ると市場内にフルーツのいい香りが充満している。
公設市場フルーツの様子
沖縄特有のフルーツたちがところせましに並べられており、ドラゴンフルーツやマンゴー、そして
パイナップルやスナックパインなどが売られている。
スナックパインはその名のとおりスナックを食べるみたいに気軽に食べれるパインで手で割くように食べれるので包丁も使わず食べることができるので内地の人にお土産でもっていくと喜ばれることが多いですね。
公設市場というだけあって、沖縄のスーパーなどであまり冬では売られていないフルーツもここでは手に入れることができるのが公設市場の魅力である。
公設市場漬物屋さんの様子
そして次に出てきたのはお漬物屋さんこちらでは色んな沖縄の食材を生かした漬物が売られている。
島ラッキョウの漬物、良く塩もみされていて、これに鰹節をかけて醤油で食べるとおいしいんですよね。
それにゴーヤの漬物、今回はゴーヤのしそ風味が売られています。
こちらはどこでも味見をさせてくれるので、気になる漬物を発見した場合はすかさず味見させていただいて気に入ったものを購入することができます。
他にも10数種類の漬物が売られているので、漬物選びだけでも楽しいですよね。
公設市場鮮魚店の様子
続いて鮮魚エリアに足を踏み入れてみると水槽のなかにはバカでかいセミ海老(イセエビの仲間)や夜光貝などがところせましと水槽の中を占拠している。
他にも色んな種類の貝や鮮魚がならべられている。
内地の人には見慣れないカラフルな魚もいっぱい並んでおり、イラブチャー、オジサン、アカジンミーバイにミーバイ、グルクンにウシ海老、生うになど新鮮でおいしそうな魚たちがひしめきあい氷の上に並べられいる。
ウームどれも美味しそうなのですが、私はアカジンミーバイをカラッと揚げてもらって中華風の甘酢あんかけをかけてもらって食べるのがめちゃくちゃ美味しいんですよね。
沖縄に上陸!
牧志公設市場なう。ウメイロ、アオブダイ、イラブチャー、夜行貝を持ち上げ調理してもらって食べてる🐚🐠 pic.twitter.com/CgPnlxoCfY
— ちゅんせかずき❕👧🏼🌷≠ (@tyunsehosihosi) August 27, 2020
公設市場精肉店の様子
さてさていよいよ最終エリア精肉エリアに足を踏み入れてみた。
こちらも沖縄の特産品のあぐー豚や石垣牛、そのほかにも沖縄産の牛肉や豚肉も売ってますね。
内地の人はあまり食べないヒージャー(ヤギ肉)も売ってますね。
他にも加工品なんかも売っていて、あぐー豚100%手ごねハンバーグやアグー豚を使ったソーセージやラフテー(豚の角煮の沖縄版)やソーキ(軟骨をトロトロに煮込んだもの)なんかも売られています。
ちなみに鮮魚コーナーだけでなくここで購入したものを持ち上げと言って二階の食堂エリアで調理してもらうことができます。
ただし、精肉エリアのお肉の調理方法はステーキや焼肉のみとなります。
お店によっても調理法などがかわるみたいなので各店で詳しくは確認のほうはしてみてくださいね。
またお肉の調理の手間がかかるため、持ち上げできるのは一部の食材にかぎられているので要確認です。
必ず店員さんに持ち上げできるのかや調理法などは相談してくださいね。
公設市場食堂の様子
ついに最終の二階の食堂エリアにやってきました。
こちらでは公設市場の名物「持ち上げ」について書いていこうと思います。
持ち上げとは一階で購入した食材を調理してもらい、こちらで食べる事を言います。
鮮魚を買った場合にお刺身でたべるときはその場でお店のスタッフさんがさばいてくれるので調理代はかからないのでさばいてもらって一階の無料のイートインスペースで食べることもできます。
持ち上げの場合は買った食材の調理法などをスタッフさんに相談するとスムーズに進みますし、オススメの食べ方なども教えてくれるので相談するといいですよ。
調理方法は塩焼きやバター焼き、雑炊などから選ぶことができて食材費(1階で購入した代金)
に一人500円で利用できるのでオススメです。
注文したら二階の食堂にいって食べるのみです。
公設市場の駐車場
公設市場には駐車場がないので周辺のコインパークにとめる必要があります。
周辺のコインパーキングをご紹介したいと思います。
玉城立体駐車場
国際通りのすぐ近くにある駐車場で年中無休で仮設公設市場まで徒歩三分程度の位置にあります。
ホテルJALシティが目印にさがすとすぐ見つかりますよ。
住所 沖縄県那覇市牧志1-2-20
電話番号 098-863-7353
24時間営業
マツオKTパーキング
こちらは浮島通り沿いにあり、安くて比較的広いのでかなりオススメなのですが、地元の人や周辺で
仕事をする人の利用頻度が高いため満車率はかなり高めですが仮設公設市場の近所にあり徒歩数十秒圏内です。
住所 沖縄県那覇市松尾2-4-13
簡単に二件ほどの駐車場を紹介させていただきましたがコインパーキングは公設市場周辺に数十カ所あるのでいけばその辺のコインパーキングに停めるのがベストだと思います。
参考程度に見ていただいて実際は現地に回りにいっぱいあるので安心してください。
まとめ
- プレハブだけど以前にくらべてとてもきれいになっていた
- 以前のままの活気や店舗はそのままだった
- 持ち上げも健在で食堂で食べることができる
- 公設市場に駐車場はないが周辺にコインパーキングが点在する
公設市場仮設
住所 沖縄県那覇市松尾2-10-1
電話番号 098-867-6560
営業時間 8:00~21:00(店舗によって異なります)
*二階の食堂のラストオーダーは20:00
定休日 毎月第四日曜日(12月は除く)
正月、旧正月、旧盆(店舗によって定休日は異なります)